2016年11月2日水曜日

「鬱っぷち!」販売開始!

《望林堂完訳文庫》、オリジナル画集に続き、初のオリジナル読み物として「鬱っぷち!- 適応障害格闘日記-」が、Kindleで販売開始されました。Unlimited対象商品です。
   
「2008年9月、教員になって22年、新設校に異動して2年、夏休みが明けて2週間と少しのこの時、がんばってがんばって、がんばった末に力尽き、わたしは仕事に行けなくなりました。それはもう、予想だにしなかった大事件でした。」 
 精神科に飛び込み、「適応障害」と診断され、病休から休職へ。 
 強烈な自己嫌悪と体調不良に悩まされ、鬱病の恐怖も感じながら、少しずつ状況を受け入れ前に進もうとする著者の、一番ディープだった最初の3ヶ月半を綴った「適応障害闘病日記」。 
 著者自筆のカット62点入り。
   
という、ちょっとディープな内容の本ですが、筆者オリジナルのカット(挿絵)が入り、文章も軽やかなタッチになっているので読みやすくなっています。脱力していただける話や、不思議な夢の話もたくさん入っています。
   
タイトルの「鬱(うつ)っぷち」とは「崖(がけ)っぷち」に掛けた造語で、鬱病の奈落の底に落ちないギリギリのところで戦っている状況を示しています。