2017年6月1日木曜日

「リンゴの丘のベッツィー」BOOK☆WALKERとKoboで販売開始!

BOOK☆WALKERはこちら
  
  

Koboはこちらから。
  
  
なお、iBook Storeに関しては、現在なぜかログインできない状態になっており、書籍の新規登録・販売申請ができません。問題が解決次第、販売開始に向けて手続きを進める予定です。ご迷惑をおかけしまことに申し訳ございません。

2017年5月29日月曜日

《望林堂完訳文庫》第20弾「リンゴの丘のベッツィー」Kindle版リリース!

長らくお待たせいたしました! 「リンゴの丘のベッツィー」が、Kindleストアで販売開始となりました!
  
こちらから販売ページへ行くことができます。

 
「リンゴの丘のベッツィー」(原題:Understood Betsy)は、「赤毛のアン」と並ぶ古典的名作と言われながら、日本での知名度は圧倒的に低く、再評価のためにも、ぜひ本文庫に入れたいと思っていた作品です。
  
1917年の作品なので、奇しくも今年は100周年記念!
ぜひお楽しみ下さい!


「リンゴの丘のベッツィー」出版申請!

「リンゴの丘のベッツィー」の完訳版を、本日、Amazon Kindleへ出版申請いたしました。申請が許可され、店頭に並ぶまで、いましばらくお待ち下さい。

 
そのほかの書店にも、順次出版申請を行いますので、お楽しみに!


2017年5月27日土曜日

Kindle Previewerを最新Mac OSで起動させる!

Kindle Previewerは、現在のところEl Capitan以降の対応版が出ていないようで、自力で作業をしなければ起動するようにはなりません。一応、KDPから連絡いただいた方法を、ご参考までに以下に記しておこうと思います。
Kindle Previewer起動!「あしながおじさん」第3版発売開始!」のKindle Previewer関連部分のみ再掲載したものです)
準備として、事前に該当ページからKindle Previewerの最新版をダウンロードし、インストールしておいてください。
   
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1. "Launcher "ファイルを見つける。
【手順】:
① "Kindle previewer"を右クリックしてサブメニューを開く
② "パッケージの内容を表示"を選択する
③ "Contents"の"MacOS"の中に"Launcher"ファイルがあります
Kindle Previewerはそのままダブルクリックすると起動してしまうので 右クリックして「パッケージの内容を表示」を選ぶと開ける
2. 上記の"Launcher"ファイルを"テキストエディット"で開きます。 3. Launcherファイルの中身を以下の内容に置き換えてください。(「# the below command will find java 1.6 from the system」から「fi」までをコピーペーストして内容を完全に置き換えます。) # the below command will find java 1.6 from the system # if previewer fails to start after this, # run the /usr/libexec/java_home -v 1.6 -d32 in command line # to ensure you have installed java 1.6 # the command should return something like "/Library/Java/JavaVirtualMachines/1.6.0.jdk/ # Contents/Home" and no errors # Please copy from the next line till the end and change your launcher file # in Applications/Kindle Previewer.app/Contents/MacOS export JAVA_HOME=$(/usr/libexec/java_home -v 1.6 -d32) dir=`dirname "$0"` cd "$dir" classpath=./:./lib/touchLibs/etc/fonts/fonts for i in `ls ./lib` do classpath=$classpath:./lib/$i done export DYLD_LIBRARY_PATH=. # start the previewer fileExtT=`echo $1 | awk -F. '{print $NF}'` fileExt=`echo $fileExtT | tr '[:upper:]' '[:lower:]'` if [ "$fileExt" == mobi -o "$fileExt" == azw3 -o "$fileExt" == epub -o "$fileExt" == opf -o "$fileExt" == html -o "$fileExt" == zip ] then # opens only the first book in command line. TODO: handle multiple books in command line ${JAVA_HOME}/bin/java -d32 -XstartOnFirstThread -Dfile.encoding=UTF-8 -cp "${classpath}" com.amazon.epub.reader.Main "$1" exit 1 else ${JAVA_HOME}/bin/java -d32 -XstartOnFirstThread -Dfile.encoding=UTF-8 -cp "${classpath}" com.amazon.epub.reader.Main exit 1 fi
 
4. 内容を置き換えたファイルを保存して、閉じます。

5. ここまで進みましたら、Kindle Previewerを起動させ、問題なく動作するかをご確認ください。
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以上です。

「リンゴの丘のベッツィー」表紙

表紙ができあがりました!
今月中の発売を目指します!

  
  

2017年5月13日土曜日

「リンゴの丘のベッツィー」初稿完成

予定より遅くなってしまった「リンゴの丘のベッツィー(Understood Betsy)」の翻訳作業ですが、やっと初稿ができあがりました。

これから細かな校正をしつつ、ルビをふったり、脚注をつけたり、図版を挿入したりする作業に移ります。

ちなみにその図版ですが、キャラクターの描き方が似ていることもあり、手元にある二種類のものを両方とも入れようと思っています。

書店に並ぶまで、今しばらくお待ち下さい。



2017年3月12日日曜日

児童文学と孤児の主人公

19世紀から20世紀初頭にかけての欧米の児童文学において、〝孤児〟が主人公になる作品が数多く出版されます。

主なものを、出版年、出版国、作品名という順で上げてみました。印は《望林堂完訳文庫》既刊作品)

1872 イギリス「フランダースの犬」
1878 フランス「家なき子」

1878 アメリカ「トム・ソーヤーの冒険」
1881 スイス 「アルプスの少女ハイジ」
1885 アメリカ「ハックルベリー・フィンの冒険」
1886 アメリカ「小公子」
1900 アメリカ「オズの魔法使い」

1905 アメリカ「小公女」(親と離別) 
1908 カナダ 「赤毛のアン」
1911 イギリス「秘密の花園」
1912 アメリカ「あしながおじさん」

1913 アメリカ「ポリアンナ」
1917 アメリカ「リンゴの丘のベッツィー」
  
親がいないという境遇にいる主人公は、試練をみずから引き受け、考え、行動しなければなりません。そのため、主人公の葛藤や発見や成長が描きやすい、可哀想という思いから読者共感を引き出しやす、などのメリットがあるのでしょう

またアメリカの作品が多いのは、アメリカという国がイギリスから独立した新しい国で、そういう意味ではヨーロッパの文化的な歴史と決別した、不安定さと自由さをあわせ持つ国であるということもあるかもしれません。実際、アメリカは〝孤児〟に例えられることが多いそうです

「リンゴの丘のベッツィー」のエリザベス・アン(ベッツィー)は、後発な作品だけあって、逆境に立ち向かう主人公という設定とは大分違います。ベッツィーは赤ちゃんの頃から、おばさんと大おばさんのもとで大切に育てられるのです。 引き取られることになる家族も優しい人ばかりです。
  
そんな中で、 子どもにとって大切なことは何か、成長してゆく上で、支えとなるものは何かが問いかけられます。より繊細な問題に切り込んでいると言えそうです。

でも、何よりも 素直でシャイなベッツィーが魅力的なのです。アン・シャーリーやポリアンナのように、悲惨な境遇から身を守るすべを持たないか弱いベッツィーが、少しずつ世界を広げてゆく様子が、実に微笑ましくも感動的なのです。
  
「リンゴの丘のベッツィー」は、思った以上に密度の濃い文体なこともあって、只今翻訳奮闘中です。出版までは、今しばらくお待ち下さいませ。
  
 

2017年3月5日日曜日

価格改定(値上げ)させていただきました

ご報告が遅れましたが2月末より、これまで価格を見直させていだき、基本一冊300円(税込)とさせていただきました。

消費税と販売サイトへの支払いを抜くと純益があまりに少なく、このままですと《望林堂完訳文庫》のタイトルを増やしてゆくための労力に見合った収益が出ず、なかなか新タイトルが出ないという自体に陥る恐れが出てきたためです。

それでも《文庫》を名乗るだけの低価格に抑えようと、検討を重ねた結果、この新価格となりました。皆さまには、ぜひご理解いただければと存じます。

これまでと違わぬご愛顧をいただけますよう、《望林堂完訳文庫》の充実にてゆきますので、今後ともぜひよろしくお願い致します。

望林堂 毛利孝夫

2017年2月23日木曜日

「リンゴの丘のベッツィー」の文体

英語の翻訳を重ねていると、作家によって文体が異なることに気づかされます。
  
簡潔な短い文で畳み掛けるように書く人もいれば、くり返しによってリズミカルな雰囲気を出す人もいれば、修飾表現を次々に書き加えて、とにかく一文が長い人もいます。
  
そんな中で、現在翻訳作業中の「リンゴの丘のベッツィー」(ドロシー・キャンフィールド・フィッシャー作)の文体的な特徴はと言えば、会話になっても改行しない、ということでしょう。
  
例えばこんな感じです。

 エリザベス・アンは、アンおばさんの言葉に背中を押されたかのように、さっと流しまで飛んでゆきました。するとあっという間に、皿も、カップも、スプーンもきれいになり、気づけばもう、格子柄のタオルで食器を拭いているところでした。「スプーンはサイドテーブルの引き出しでほかの銀食器と一緒にして、お皿とカップはガラス戸のついた陶器用の食器棚の中にしまってね」さらにアンおばさんは、アイロンをナプキンにぎゅうぎゅうと押しつけながら、ちらりとも顔を上げずに言いました。「部屋を出る時に、リンゴを忘れずに持っていってね。〝ノーザン・スパイ〟は、今がちょうど食べごろよ。十月に木からもいだ時には、オークの厚板だってぶち抜けるほど硬かったんけどね」
  
一般的には会話部分を改行して、こんな感じになるところでしょう。
  
 エリザベス・アンは、アンおばさんの言葉に背中を押されたかのように、さっと流しまで飛んでゆきました。するとあっという間に、皿も、カップも、スプーンもきれいになり、気づけばもう、格子柄のタオルで食器を拭いているところでした。
「スプーンはサイドテーブルの引き出しでほかの銀食器と一緒にして、お皿とカップはガラス戸のついた陶器用の食器棚の中にしまってね」
 さらにアンおばさんは、アイロンをナプキンにぎゅうぎゅうと押しつけながら、ちらりとも顔を上げずに言いました。
「部屋を出る時に、リンゴを忘れずに持っていってね。〝ノーザン・スパイ〟は、今がちょうど食べごろよ。十月に木からもいだ時には、オークの厚板だってぶち抜けるほど硬かったんけどね」


もちろん全部が全部こうなのではなく、普通に会話部分で改行する場合もあるのですが、文中に埋め込む度合いがとても高いのです。

特に小さいお子さん向けに訳された本の場合は、原著の段落構成は無視して、読みやすいように改行されることが多いようですが、《望林堂完訳文庫》では、基本的に原著に忠実に翻訳することを目指していますので、こうした文体もそのまま活かしています。

慣れないと多少読みにくいかもしれませんが、それも作品(あるいは作者)の特徴であると思っていただけると嬉しいです。
  
  

2017年2月12日日曜日

「リンゴの丘のベッツィー」の挿絵

「Understood Betsy」の邦訳は、過去には 1950年に評論社から「ベッチイ物語」として出版されたことがありますが、今は絶版です。現在入手可能なものは2008年に徳間書店から出版された児童書一種類のみです。
  
この徳間書店の本で、初めて「リンゴの丘のベッツィー」というタイトルがつけられました。 表紙も美しく、挿絵も豊富で、訳も読みやすい、児童書らしい素敵な本です。
  
ただし、「現代の子どもたちにむけて読みやすい表現を工夫した」と「訳者あとがき」にあるように、完訳よりも読みやすさを優先した訳になっており、細かな部分で省略されたところもあるようです。ということで《望林堂完訳文庫》のタイトルに加える意義があると考えました。

さて挿絵については、候補が二種類あります。

ひとつはADA C. Williamsonによる写実的なもの11
 
  
 もうひとつは作者不詳のイラスト風なもの14点
  
  
どちらもそれぞれに魅力的なので、現在検討中です。
  
  

2017年1月27日金曜日

「続・鬱っぷち!」販売開始です!


ご好評いただいています「鬱っぷち!」の続編「続・鬱っぷち!」が、本日よりamazon Kindleストアにて販売開始されました。

2008年9月、教員になって22年、新設校に異動して2年、夏休みが明けて2週間と少しのこの時、がんばってがんばって、がんばった末に力尽き、わたしは仕事に行けなくなりました。それはもう、予想だにしなかった大事件でした。」
    
 精神科に飛び込み、「適応障害」と診断され、病休から休職へと至る最初期の3ヶ月を綴った「鬱っぷち!」。本作は、その直後のお正月から、年度末の3月までを綴った続編です。
 いよいよ服薬も本格化する中で、睡眠障害や体調不良と格闘しながら、自分はどうなってしまったのかという恐怖と、これからどうなってしまうのかという不安を抱えつつ、それでも、再び自分の足で立ち上がろうともがきながら、先の見えない毎日を送っていた時期を描く「適応障害格闘日記」第二弾! 
 著者によるオリジナル・カット70点入り。

「適応障害」なのか「うつ病」なのかギリギリのところにいるので、「崖っぷち」になぞらえて、「鬱っぷち」。

そんな苦悩と格闘の日々が、不思議な夢や、服薬の影響や、さまざまな思いや自己分析とともに綴られています。「鬱っぷち!」とあわせて、ぜひお楽しみ下さい!

2017年1月26日木曜日

次回作は「リンゴの丘のベッツィー」

《望林堂完訳文庫》第20弾は、ドロシー・キャンフィールド・フィッシャーの「リンゴの丘のベッツィー」(Understood Betsy)に決定いたしました!
  
アメリカ・バーモント州の美しく豊かな自然の中で、さまざまな経験を通して成長してゆく一人の少女の物語です。

「赤毛のアン」と並んで読み継がれてきたアメリカ児童文学の名作ながら、日本では今一つ知られていないこの作品を、ぜひきちんとみなさんのお手元に、お届けしたいと思います!
  
桜の咲く頃には、店頭に並べられることと思います。お楽しみに!

  
  

2017年1月14日土曜日

「クリスマス・キャロル」BOOK☆WALKER、DLMarket、iBooks、そしてkoboで販売開始!

Kindleストアに続き、BOOK☆WALKER、DLMarket、iBooksにて「クリスマス・キャロル」が販売開始となりました。Koboも週明けには販売開始となる予定です。すべて、縦書き、ルビ付き、脚注付きです。ぜひお手にとってご覧ください!

追記:koboでも販売開始となりました!

■ BOOK☆WALKER

  
  
■ DLMarket
  
  
■ iBooks
  
  
kobo
  
  
  

2017年1月10日火曜日

「クリスマス・キャロル」Kindle ストアで販売開始!

本日《望林堂完訳文庫》最新刊「クリスマス・キャロル」が、Kindleストアで販売開始となりました。

  
ネットを見ていましたら「クリスマス・キャロル」の説明として「貸金業をまじめに営んでいたユダヤ人が、キリスト教的価値観のもとで悪者扱いされ、無理やり〝改心〟させられる物語」というような、歪んだ解釈があって悲しくなりました。

でもそれは違います。きちんと読んでいただければお分かりいただけると思いますが、本書にはキリスト教的価値観の押しつけはありません。

主人公スクルージの甥っ子が言います。
  
「ぼくはクリスマスが近づくと——その神聖な名前や起源への畏敬の念とは別に、もちろん別にすることができればですが——クリスマスって素晴らしいなあと、ずっと思っているんです」
  
もちろん土台にはキリスト教がありますが、本作ではこのように、どちらかと言えば日本人に受け入れられやすい、宗教とは切り離した〝心が豊かになる庶民のクリスマス〟が描かれているのです。

さらに、「ヴェニスの商人」のシャイロックのような〝強欲な金貸しのユダヤ人〟というようなイメージを下敷きにしているとは言え(スクルージが金貸しであるとかユダヤ人であるという明確な描写はありませんが)、スクルージは、実は貧しく厳しい人生を送ってきた庶民の一人であることが描かれます。
  
そのかたくなに心を閉ざしたスクルージの魂が、3人の精霊に導かれ、少しずつ救済されるのが、この物語なのです。だからこそ時代や宗教を越えて、万人の心を打つ名作となったのでしょう。

他店でも順次販売される予定です。いましばらくお待ち下さい!


2017年1月8日日曜日

「クリスマス・キャロル」出版準備中

校正作業がほぼ終了し、出版準備中です。まず、一番汎用性の高いepubファイルで表示確認をしております。

この後出版申請をする予定です。無事申請が終わり、審査が行われ、問題がなければ販売開始となります。店頭に並びましたらお知らせいたしますので、いましばらくお待ち下さい。

epubファイルをデスクトップでiBooksにて表示・確認作業中です。